やまだ賢司 自民党 衆議院議員 活動報告バックナンバー

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2014.7.24-28
北方四島交流事業として国後島、択捉島を訪問。
現地の行政府の訪問、施設見学、日本人墓地墓参、現在の島民との交流イベント、家庭訪問などを行いました。百聞は一見に如かず。非常に感ずるところ大でした。以下、感想。
1.あらためてここが我が国固有の領土であることを確信。
歴史的、法的に我が国固有の領土であることはこれまで資料等で理解していたが、実際に現地に立ってみて、地理的な一体性、自然や風景(知床とそっくり)、日本人が確かに暮らしていた形跡などから、あらためてここは日本、北海道の一部であると実感。
他方、現実にロシア人がここに住んで生活していることも事実。戦後69年を経ているものの未だ敗戦処理が終わっていないことを認識。
2.領土保全、国境離島の実効支配を確立するとはどういうことか痛感。
国後、択捉は資源も多く非常にポテンシャルの高い地域であるが、現段階では、さしたる産業実態は無く、投資に見合う税収を生み出しているとはいえない。にもかかわらず、多額の予算を投入してインフラ整備を進め、学校病院、スポーツ施設、住宅など急速に近代化を図り、一方で手厚い収入を保障したり年金を前倒しで受給できるなどのインセンティブを与えロシア本土から移住を促進する政策をとっている。住民が実際に住んで生活をすることこそが領土の実効支配であり、ロシアは文字通りそれを実践している。我が国の国境離島政策も学ぶべき。
3.四島返還へのヒント。
世間の一部では「四島全部返せと言っても相手もすんなり応じるわけがないだろう」という印象から、二島先行返還、面積等分などがあたかも現実的な妥協点であるかのように主張されることがあったが、今回の視察でロシアも飲める四島一括返還の方策があるという印象を持った。
2.の裏返しになるが、北方四島の実効支配強化のためにロシア側は多額の財政的負担をしている。隣のウルップ島~占守島までの千島列島に金をかけている話は聞かない。v 国後も択捉も漁業、エネルギー、観光など、日本が本格的にテコ入れすれば豊富な富を生み出すことができる可能性が高い地域である。軍事的地政学上の要衝という位置づけはあるものの、ロシア側からみて本当に欲しいものは何か?我が国として四島の帰属を確認した上で、双方がメリットを得られる解決策が存在するのではないかと感じた。
4.結論
いずれにせよ、一刻も早くこの問題に決着をつけ、ビザなし交流事業という特殊な手段をとることなく、元島民は勿論、普通の日本国民が自由に往来できるようにしなければならない。勿論、領土問題の交渉は政府を窓口として一元化して行うべきだが、与党議員として党内各種部会、委員会等で早期解決に向け発言、提言して参ります。
2014.7.24
北方四島交流訪問事業。これから国後島、択捉島に行って参ります。
2014.7.23

中標津空港からバスで根室に来ました。道東は30年ほど前に自転車で周ったことがあり感慨深いものがあります。
それにしても、20時前で駅前は静まり返ってます。地域経済に貢献しようと飲食街と呼ばれる地区に足を伸ばしましたが、客が私だけでした。アベノミクスの効果を全国にといいますが、デフレ云々という以前の問題かもしれません。
一方、これだけひと気の無い街中を夜に独り歩きしても大丈夫という意味では日本は本当に治安の良い国です。
2014.7.23

拉致被害者支援PTとそれに引き続いて拉致対策本部会合が開催。
期限を迎える拉致被害者支援法の期限延長と今後帰国される被害者に対する新たな支援の枠組みを創設するべく中間とりまとめを了承。
2014.7.22

横浜にて為公会夏期研修会に参加中。
2014.7.19

救難飛行艇US-2を製造している新明和工業さんの工場を視察、お話をお伺いしました。工場現場を拝見すると、まさに技術の粋を集めて作られていると実感。丁度2機が整備に入っており貴重な場面を見学させて頂きました。
2014.7.16

国会閉会中ですが、拉致被害者支援PT会合があり上京。被害者等に対する今後の支援策について議論。
2014.7.10

昨日はいつも応援して下さっている異業種交流会「未来会」で、国政報告に加えて集団的自衛権について一時間ほどプレゼンをさせて頂きました。
大臣や党幹部がテレビで話すだけでなく、議員一人一人が地元で自分のことばで語ることが重要と考えております。
悪質なデマに対する反論は勿論ですが、イマイチよくわからないという素朴な疑問にもお答え致します。
ミニ集会、講演のご要望等がございましたら、やまだ賢司事務所にお問い合わせください。
2014.7.6

西宮甲子園ライオンズクラブ杯小学生野球大会激励。あらえびす神社(西宮神社)奉納子供相撲大会見学。小さな子供も真剣です。
2014.7.4

日朝政府間協議の結果を踏まえ、急遽、党本部にて拉致対策本部・外交部会合同会議が開催。予定を変更して上京。
調査機関設置だけで制裁の一部を解除することに対し批判の声が強いのは当然だが、膠着状態の打破にはアメとムチを使い分けることも大事。
とはいえ、現時点では何の結果も出ていない。政府の取り組みには敬意を表するものの、党としては更に厳しく突き上げていかなければならない。
少なくとも政府認定被害者、とりわけ前回8名死亡と回答があった方々については北朝鮮自身が拉致したことを認めているのだから、今年中とかではなく、直ちに返せと言うべき。
さらに、もしまた騙すことがあれば承知しない。アメを取り上げると言うレベルではなく、厳しいムチを具体的に用意しておく必要がある。
2014.7.3

沖縄視察④ 陸自第15旅団。沖縄の防衛警備、災害派遣に加え、不発弾処理が主要任務の一つにある。
沖縄では今だに一日平均2発以上、最大で一日に9発の不発弾を処理。1班3名の隊員が6mの穴を掘った中に入り処理。まさに死と隣り合わせの命がけの任務を実際に毎日行っているという現実。住民が安心して暮らせる裏側にはこうした人達の活動があるということから目を背けてはいけない。
そんな自衛隊も昭和42年移駐時には散々理不尽な扱いを受けてきた。「集団的自衛権を認めると自衛隊員の命を危険にさらすのでやめろ」と取ってつけたように言い出している連中がいるが、自衛隊員は今でも命懸けで任務にあたっている。
自衛隊を冒涜、否定してきた連中が、自分達の都合のいいように隊員の安全を語るのには憤りを感じる。
一番危険なことは、現場で判断に迷いが生じること。本当に隊員の安全を考えるのであれば、おかしな制限を作って手足を縛るのではなく、任務遂行を判断基準のトップにするという当然のことを認めるべきである。
2014.7.3

沖縄視察③ 空自南西航空混成団、続いて海自第5航空群訪問、装備品見学。
Fー15による領空警備、Pー3Cによる領海警戒活動に関し現場の隊員さんの話を伺う
私も昨年夏、漁船で尖閣周辺を視察し現場の海保職員の苦労は理解しているつもり。領海に侵入する度に追い出すのではなく近づかせないようにするには、現場の対処ではなく政治が対処すべき問題。
2014.7.3

沖縄視察② 海上保安庁第11管区にて南西諸島警備の現状について話を伺った後、巡視船見学。
私も昨年夏、漁船で尖閣周辺を視察し現場の海保職員の苦労は理解しているつもり。領海に侵入する度に追い出すのではなく近づかせないようにするには、現場の対処ではなく政治が対処すべき問題。
2014.7.3

沖縄視察① 米軍より返還予定のキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区現地視察の後、地主会の方々の話を聞く。
基地問題は様々な立場からの意見があり、一度聞いて理解した気になってはいけないが、少なくとも現地を見て地元の人の話を聞かずに勝手に思い込みで判断すべきでないことは確か。
2014.7.2

一期生有志による沖縄視察。初日は、沖縄米国総領事公邸にて、マグルビー総領事と懇親、意見交換。
マグルビー総領事は地元沖縄の歴史や風土、住民感情についてもよく勉強されており、非常に柔軟な思考をされる方でした。我々との意見交換でもかなり踏み込んでお話いただきました。
2014.7.1

今朝は党本部にて安保法制整備推進本部、安保調査会、国防・外交部会、合同会合が開催。冒頭、北朝鮮によるミサイル発射事案の説明。その後、安保法制に関する閣議決定についての党内審議、了承。閉会中ながら大勢の議員が出席。
これから沖縄に向かいます。