やまだ賢司 自民党 衆議院議員 活動報告バックナンバー

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2015.8.28

本日は財務金融委員会の他、外国のお客様との会談が重なりました。
まずは、米国環境保護庁マッカーシー長官との意見交換会。
お昼は、ラオス人民民主共和国パーニー国民会議長を迎えての昼食会。
夜は、駐日英国大使館にて「2015ラグビーワールドカップ ガラ・レセプション。
国会ラグビー部でイングランド親善遠征を計画しておりましたが、残念ながら国会会期中につき断念し、日本で応援となりました。


2015.8.27

祝 護衛艦「かが」命名・進水式。
日本の守りをよろしくお願いします。


2015.8.26

今週火曜日から、平成28年度の予算概算要求と税制改正要望が始まり、党内で会議が目白押し。
各省庁に対応した部会は勿論、議連として絞った政策分野での議論も行います。
当面、資料の山になりますが、あらためて読み込んで消化していきます。


2015.8.24

刑務所出所者就労支援強化特命委員会として、神戸の更生保護施設「湊川寮」を視察。
更生保護施設とは、刑務所出所後一定の間、住む場所や食事等を提供し、就労支援などを通じ社会復帰を支援する施設。
施設長、神戸保護観察所所長の話に加え、出所者を雇用する協力雇用主の方より実情を伺う。
出所者の居場所を確保し、仕事に就かせることが再犯防止につながることから、更生保護は社会にとって重要であるが、その大部分が保護司や協力雇用主を含めた民間のボランティアによって支えられている。
せっかく雇用した場合でも定着率は低調で、1~2ヶ月で辞めて去っていく例も多いとのこと。
就労支援策として社会で即戦力となる技能を習得させるべきと考えていたが、それはまじめに働く意思がある人の話。実情はそういう次元ではなく、それ以前の問題。
「まじめに働く」習慣をつけること、「働く喜び」を理解させること、が必要不可欠であり、受刑者研修もまずはそちらを徹底する必要があると感じた。
(参考:更生保護施設とは)


2015.8.23

土曜朝は西宮市小学生バレーボール大会、日曜朝は西宮市小学生サッカー大会開会式にて激励。
いずれの大会も主催者、協賛・後援団体は勿論、指導者、ボランティア、保護者をはじめ多くの方のサポートで成り立っている。
子供達には、全力でプレーするとともに、試合ができる喜びの背景にこうした多くの人の応援があることに感謝の気持ちを忘れないでいてほしい。
スポーツを通じた子供達の健全育成、地域のつながり・コミュニケーションの強化、それが地域の魅力を向上させ、人口減少対策にも繋がる。
都市型の地方創生のヒントがあると思う。スポーツを通じた地方創生について更に考えたい。


2015.8.21

「海洋国日本の災害医療の未来を考える議員連盟」総会。
8/19、兵庫県医師会の川島会長にお越し頂き、災害弱者避難所船構想についてお話を伺う。大災害によって陸上のインフラが機能しない場合に船舶の活用が有効。
9/1に行われる東京都主催の合同防災訓練には、護衛艦いずもも参加予定。
東日本大震災の際も護衛艦ひゅうがをはじめ多くの艦船が被災者の救助に重要な役割を果たした。勿論、災害派遣は主任務ではないとはいえ、こうした装備があることが万一の時にどれほど役に立つか
防衛費の支出を批判する人もいますが、そういう方も含めて国民の生命を守るものであることにご理解を頂きたいと思います。


2015.8.15

昨日、敗戦後70年を迎えるにあたって安倍総理が談話を発表された。これに対して国内外から批判あるいは称賛、様々な声がある。
そもそも談話が必要かという問題は別として、批判の多くはピントがずれていると思う。
敗戦後の現代を生きる我々にとって最も重要なことは、二度と戦争を起こさないこと、世界の平和に貢献すること。
そして国のために尊い生命を犠牲にされた先人がおられたことに思いをおよぼし感謝と尊敬の気持ちを表すこと、すべての戦争の犠牲者に対し哀悼の心をもってご冥福を祈り、あらためて戦争を起こさないことを誓うものである。
テレビや新聞の評論を見ていると「侵略」「植民地支配」「お詫び」「反省」これらのキーワードが入っているか否か、中国と韓国が納得するか否か、が最も重要で、それが全てであるかのような報道がなされている。
謝罪するために談話を出すのか?そうではないだろう。
もし談話を出すのであれば、我が国は過去の歴史から学んだ教訓を活かし、そこから将来に向けて何をやっていくかではないか。
「侵略」や「お詫び」などに触れる必要はないとのご批判もあるが、触れないと許さないという意見もある。政治的妥協として、どうしても触れないといけないというのであれば、当時の社会情勢を踏まえバランスを図って言及する、これはある意味当然のことだと思う。
この点、今回の安倍総理の談話には、キーワードを入れろという一定の意見に配慮しつつも、全ての戦争の犠牲者に思いを寄せ、敗戦後の我が国の取り組みも踏まえ、あらためて不戦の誓いと平和への貢献に尽くすことに重点をおいたものとなっている。
私もこの方針を支持し、我が国と世界の平和と発展に向けて取り組んで参ります。
内閣総理大臣談話


2015.8.9

昨日は芦屋市主催で「みんなで考えよう平和と人権」として蓮池薫さんの講演会が開催されました。
平和と人権について考える際に、最も重要なテーマを採り上げて考える機会を設けて頂いた芦屋市をはじめ関係各位に感謝申し上げます。
(写真撮影不可のためチラシの写真を掲載します。)
夢と絆を奪う許し難い人権侵害。一刻も早く今もなお取り残されている被害者の帰国を実現させなければなりません。


2015.8.2

野球祭り。
甲子園球場のすぐ隣の素戔嗚(すさのお)神社では毎年、野球祭りというユニークな祭礼が行われています。
人事を尽くして天命を待つ。一生懸命練習に打ち込み、神様を信じていれば、いざといとき、野球の神様が微笑んでくださるかもしれません。
少年野球チームの選手による奉納素振り、バットのスピードを計測するなど、甲子園ならではのお祭りです。


2015.8.1

日本の補給支援活動に対する世界の評価。
今般の平和安全法制の一つにある国際平和支援法は、世界の平和に対する脅威を除去するため国際社会が協力して対処する際に、我が国として補給活動などの後方支援を行うことを可能にするものであり、従来、テロ対策特措法やイラク特措法など、個別の事態に際し特措法で対処してきたものを今回、恒久法として新法を制定します。
今回の平和安全法制を「戦争法案」と捻じ曲げて批判している一部の人達は、テロ対策特措法の際にも「アメリカの報復戦争支援法」と言って批判していました。
また、他国の紛争に関わることで、平和国家として歩んできた日本の性格を大きく転換するとも批判しています。しかし結果はご覧のとおり、我が国の補給支援活動は世界から感謝、評価されてきました。
日本国憲法の前文にも
「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」
「いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」
「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
とあります。
我が国の平和支援活動は、まさに日本国憲法が目指す崇高な理想と目的を実際に実現するものです。「憲法を守れ」と批判する人達は、こうした点は一切触れません。お題目を唱えることはしても実際にその理想をどうやって実現するかは何も考えを持ち合わせていないか、「平和」と叫べば平和が実現されると本気で信じているのでしょうか。
なお、今回の平和安全法制により「日本がテロに巻き込まれる」と言っている人もいますが、9.11米国同時多発テロの時点でも多数の日本人が犠牲になっています。日本国を狙ったものではないから関係ないというものではありません。また、この時、既に我が国はアルカイダからテロの標的国の一つとして名指しされていました。我が国が今回の平和安全法制を成立させようがさせまいが、相手はテロの標的から日本を除外するほど甘くはありません。テロに対する備えは徹底的に強化しなければいけません。
テロリストを批難するとテロに巻き込まれるから関わらない、それも一つの考え方かもしれませんが、テロという非道な行為、人類に対する脅威に対して国際社会で協力して封じ込めるべきであり、我が国もその取組に対してできる限りの貢献を行っていくべきであると考えます。

【参考】テロとの戦いと自衛隊の活動