やまだ賢司 自民党 衆議院議員 活動報告バックナンバー

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2018.09.28

北海道地震・台風21号災害対策本部
北海道選出議員から多くの要望・指摘がなされた後、私からは引き続き、台風21号に関し意見を述べた。

1.台風21号による高潮被害について、役所から報告されたデータと実態が乖離している点を累次にわたり指摘してきたが、早速に対策委員会を立ち上げ、実態調査と対策の見直しを行う方針を打ち出して頂いたことに感謝を申し上げた。
加えて、土木学会でも大阪・芦屋では、高潮が6mに達していたとの発表もあり、そちらとも情報連携して正確な実態把握を依頼した。

2.関空の連絡橋事故に関し、海上保安庁は再発防止を徹底すると言っているが、その内容は、荒天時に3マイル以上近づかないよう指導するというだけで、法律上の指示・命令ではなく強制力がない。
テロ対策の観点からも、アクセスを連絡橋一本に依存している関西空港では、どれだけ空港内のセキュリティーを高めても、連絡橋に船をぶつけるだけで簡単に空港の機能を奪うことができてしまう。
海上交通の安全確保という観点だけでなく、重要インフラの防護という観点からも、橋脚の保護と併せ、船舶を強制的に排除できる権限を付与するよう法改正を含め検討を要請した。

3.避難所の安全確保について
この会議の前に、中核市の議連会合があり、中核市長会からの緊急要請の報告の中で、学校の体育館の屋根が飛ばされ、館内に落下物が散乱した事例が紹介されていた。
危険を避けるべき避難所が安全でないということはあってはならない。 教育施設としての学校の施設整備という観点だけでなく、災害時の防災拠点という観点からも、施設の安全確保を依頼した。

この週末も、大型台風24号が接近しています。十分ご注意ください。
2018.09.24

関西学院大学。後期の講義が始まり、ビジネス・経済と政策・政治について毎週、講義を行います。
100名程度の学生さんを相手に、適度な緊張感の中、質疑も盛り上がりました。
2018.09.22

三条コミュニティースクール創設40周年を祝う会に出席。
子供の教育に学校・家庭・地域の三位一体で取り組むことは、現在ではごく普通に普及しておりますが、芦屋市の三条小学校は昭和53年4月に設立された直後の9月から、コミュニティースクールを発足させ、活動を続けてこられました。あらためて、関係者の長年のご努力に敬意と感謝を申し上げます。
子供達の教育にとって良いという観点だけでなく、むしろ子供達の育成を通じて住民同士の結びつきが高まり、大人から子供まで楽しく過ごせる、よりよい地域づくりにつながるのだと思います。子供の笑顔と笑い声が溢れる地域では高齢者の方の笑顔も溢れています。
なお、久しぶりにまた餅つきをさせて頂きました。もうそんな季節がやってきたのでしょうか。
2018.09.19

9月19日、県庁を訪問。先般の台風に伴う高潮被害に対する認識について確認し、被害想定、防潮堤の整備計画、避難計画などの見直しの必要性について意見交換しました。
県のデータでも高潮の潮位は+3.2mで、これに波の高さが加わったという分析をしているようです。しかし、現実には、上下する波の高い部分が時折、堤防を越したというのではなく、海水面全体が5.2mの堤防を越えて大量に越流してきました。
これを「潮位」というか「波高」というか、専門用語の整理は専門家に任せるとして、要するに津波のように防潮堤を越えて海水が押し寄せたことは事実です。
しかも、今回浸水被害のあった南芦屋浜は、兵庫県が発表している高潮浸水予測(室戸台風やジェーン台風を上回る高さを想定)区域にすら入っていません(リンク先PDFファイル)。
自然災害ゆえに、これまで想定できなかったことは仕方ないとしても、今回、現実にこういう事態が発生したことは事実であることから、少なくともこの水準までは高潮被害が及ぶという前提で防潮堤の整備、避難計画を見直す必要があります。
国においても支援を要請していくが、まずは地元自治体において計画を見直し、必要な要望を上げて頂く必要があります。
今後とも、国・県・市と連携を取りながら防災対策を進めて参ります。
2018.09.18

現状認識の違い。
国会閉会中、党総裁選中ではありますが、台風21号及び北海道東部地震といった災害への対応に党を挙げて取り組んでおり、災害対策本部や国交部会、関係議連会合を相次いで開催し、被害実態を見聞きしたり要望を受けた各議員が地元の切実な声を披露し対策を議論しています。
政府においても全力を挙げて対応に取り組んでいただいているとは思うものの、省庁の被害実態に関する認識が現実と乖離している点を指摘しました。
今回の台風21号に伴う高潮により、南芦屋浜では5.2mの防潮堤を軽々と越えて海水が津波のように住宅街に流れ込み、道路が水没し床下・床上浸水となりました。
にもかかわらず、役所の報告資料では、神戸の最高潮位2.3mとしか表示されていません。
2m程度の高潮と言われれば、聞いた人は「そんなものか」と思ってしまうでしょう。潮位が2m上がっただけで、後は波の高低により時折、波がパシャパシャとかかった程度にしか感じないかもしれません。
しかし、現実は、先日ご紹介した通りです。
南海トラフ沖地震による津波の想定を越えている点、前回国土交通部会で指摘したところ、大阪湾内では津波より高潮の方が高くなることがあるとの説明がありました。
また、今回の高潮の最高潮位についても、これらはあくまで観測点における数値であり、それ以外の地点で局所的にそれを上回ることがあり得ることを認め、各地域の実際の潮位を詳細に調査するとの説明がありました。
津波より高潮の方が高くなることがあるとか、基準点における最高潮位がどうとか、そんなことはどうでもよく、そこに居住する住民にとって重要なのは、「実際、どうなの?」「ここにいて大丈夫なの?」ということに尽きます。
住民の方から動画や写真を見せてもらっていなければ、役所の報告書の内容が被害状況だという前提で済まされてしまっていたかもしれません。
津波は到達まで1時間半程度あり、高台への避難ができますが、台風の際の高潮は、突然来ても暴風雨の中、他所に避難はできません。
現実にこの堤防を越えて高潮が流れ込んだことを踏まえ、県には防潮堤の整備計画の見直しをお願いしますが、県から要望が上がってきたときには予算確保を含め国としてしっかりと受け止めて必要な支援をしていただくよう要請しました。
なお、先日、小此木防災大臣が来県した際に、豪雨災害から台風20号、21号という一連の災害を通して激甚災害指定するよう兵庫県からも要望がありましたが、それについても内閣府からは前向きな回答がありました。
2018.09.18

フランスパンの神様、フィリップ・ビゴさんがご逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
「フランスパンの神様」死去 日本で普及貢献のビゴさん / 朝日新聞
フランスパンを日本に広められたことで有名で、芦屋市に本店をおく「ビゴの店」を創業、東京にも出店されています。
ご存知の方も多いと思いますが、日本語が「お上手」というレベルではなく、気さくな関西弁のおっちゃんという感じの方でした。
安らかにお眠りください。
合掌
2018.09.16

山芦屋の土砂崩れ現場視察。
先般、台風21号による浜側の被害状況について投稿したところ、山側の状況についても見てほしいとのご依頼を受けて、現場を視察し住民のお話をお伺いしました。
今回の台風というより、7月の豪雨の時から裏手の山の地盤が緩んでおり、崖が崩落した所があったり、住宅地のすぐ手前に大きな岩が落ちてきたりしており、確かに危険な状況にあります。
背後が国有林のため、林野庁に連絡し、調査の上、対応を要請します。
この夏は特に自然災害が多かったとはいえ、安全・安心と言える状態でない所がまだまだ沢山あるようです。
平時の内に対処すべきものはどんどん対処していくべきと考えます。
2018.09.11

台風21号に伴う高潮により浸水被害にあった南芦屋浜の現場を、9月11日、内閣府防災担当の小此木大臣が視察。
住民の方から頂いた動画も予め見てもらい、役所のペーパーではイメージがとらえにくい被害の実態についても知って頂いた。
引き続き、芦屋市、兵庫県とも情報交換をした上で、国としての支援を要請して参ります。
Yahooニュース 台風21号で被害の地域 小此木防災担当大臣が視察/兵庫県
2018.09.10

台風21号被害状況④(鳴尾浜)
甲子園浜から鳴尾浜へ渡る橋の根元に船が衝突していました。高速道路湾岸線は影響ないようですが、一般道は通行止めになっています。
鳴尾浜では貨物用のクレーンが倒壊しています。
2018.09.10

台風21号の被害状況③(今津)
こちらでも防潮扉に表示されている津波想定高を大きく上回る高潮が押し寄せましたが、驚く話を聞かせて頂きました。
防潮扉をスライドさせた後、水漏れを防ぐために手動で回して締める部分が設置当初から壊れていたらしいのですが、「波が来たら水圧で押されるから大丈夫(洩れない)」という説明を受けていたとのこと。大丈夫なはずはなく、案の定、防潮扉と壁の間から海水が流れ込み水浸しになりました。
更には、操作盤が水につかったためか、現在は扉が動かなくなってしまっているとのこと。
この状態では、今度、津波や高潮が来た際には、防潮扉が閉まらないまま、ここが突破口となって内陸に波が流れ込んでくることになります。
天災の発生は避けられないとしても、平時の内に対処できることはまだまだあるはずです。
気が付いた時に、速やかに対処してくことが必要だと思います。
2018.09.07

台風21号の被害状況②(西宮浜)
こちらも、津波の想定をはるかに上回る高さで高潮が押し寄せました。
大潮と満潮が重なると海水面が地面とほぼ同じ高さになり、その時点で既に前提がおかしいという気がします。高潮が来なくても道路が水没する可能性があります。
道路の拡幅と防潮堤の移動が予定されているとのことですが、今回の高潮を踏まえ、計画の見直しが必要ではないかと考えます。
また、高潮により破壊された防潮扉もありました。高潮で壊れるということは、さらに力の強い津波が到来した場合、防潮扉として持ちこたえることができないのではないかと思います。
関係部局と連携し対策を講じるよう要請したいと思います。
2018.09.07

台風21号の被害状況①(南芦屋浜)
先日の台風による高潮の被害について、近隣住民の方からお話をお伺いしました。多くの方に実情を広く知っていただくため、ご了解を頂き画像・動画を頂戴しましたので公開します。
この地域の防潮堤は、南海トラフ沖地震による津波でも大丈夫と説明を聞いていたそうです。実態はご覧の通りです。
津波は到達までに高台に逃げるという対応がありますが、台風による高潮の場合、暴風雨の中、外出するのはかえって危険です。とはいえ、この状態になっては避難のしようがありません。
様々な課題についてご意見を頂戴しました。県や市の管轄のものもありますが、連携をとって対応してまいります。
2018.09.06

この度の台風21号、並びに北海道地震で犠牲となられた方のご冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われている方々にお見舞いを申し上げます。
また、人命救助、ライフラインの復旧に昼夜を徹してご尽力いただいている皆様に感謝申し上げます。
今後も、豪雨や台風の到来などが予想されますが、引き続き、暴風雨、洪水、土砂災害などには十分ご注意下さい。
自民党では6日に災害対策本部会議を開催。台風21号により私の地元、兵庫県の西宮、芦屋でも湾岸部で大きな被害が出ており、対応を要請するため上京しましたが、この日の未明に北海道胆振地方にて大地震が発生し、急遽議題が追加され、北海道地震及び台風21号の被害への対応を議題として協議しました。
まずは現在の人命救助を最優先し全力を尽くしていただくよう申し上げた上で、台風21号被害に関して下記2点を指摘いたしました。

1.防潮堤を含めた浸水対策の見直し。
地元西宮・芦屋の海岸線においても、従来より南海トラフ地震を想定した津波対策、防潮堤の整備などを進めていただいているところであるが、津波の高さの想定は3.7mである。
今回、津波が来たわけでもなく、台風による高潮がそれをやすやすと超えて海水が川のように流れ込んだ。今一度、津波・高潮を含めた防潮堤の整備計画を見直し、早急に対策を講じるようにしてほしい。

2.関西空港の機能の在り方について
関西空港は物流、観光を含め関西経済の中核となっており、関西経済の発展は関空を前提としている。

にもかかわらず、高潮で浸水し離発着ができなくなり、本土を結ぶ唯一の連絡橋が損傷することで旅客、関係者が取り残される事態を招き、海上空港の脆弱性が露見した。とはいえ、同じ海上空港でも神戸空港は被害がなかった。
引き続き、関空を関西経済の中核とするのであれば、土地のかさ上げ、代替通路の確保を含め、災害に耐えうる施設となるよう抜本的に改修を図る必要がある。
もし、関空が従来から内在する脆弱性を克服できないのであれば、関空を中核とする前提をあらため、伊丹、神戸に機能を分散することを真面目に考え、両空港の施設を拡充しなければならない。
2018.09.02

9月2日、早朝より少年野球「兵庫タイガースヤング大会」開会式にて選手を激励。
2018.09.01

ガンと闘う患者、元患者、家族を支えるリレーフォーライフ芦屋
今年こそは予め走り込みをしようと思いつつ、あっという間に一年が過ぎ、この日を迎えてしまいました( ; ; )
他人との競争ではないのでムキにならずマイペースを心がけました(当たり前?)
継続することが重要です(^_^)
2018.09.01

国会は閉会中ですが、先週から今週にかけて与党自民党では、各省庁から出される来年度予算の概算要求や税制改正要望についての議論が行われています。
地元日程の合間を縫って上京し、議論に参加しております。