2020.10.31
西宮の高齢者福祉を考える会
西宮の介護事業者様の集まりで定例的に意見交換会を開催していただいています。 今回はとりわけ、コロナ禍において介護施設が直面する諸課題についてご質問、ご意見をお聞かせいただきました。 事前に政府が実施している施策や考え方については確認して意見交換に臨んでいますが、生のお声を伺うことで、政府の意図するところと現場とのギャップを知ることは重要です。 頂戴したご意見・ご指摘を踏まえ、対応を求めて参ります。
2020.10.27
菅総理に提言申し入れ
先月、ルール形成戦略議連にて、「国際機関のガバナンス強化について」「経済安全保障上の脅威が懸念される外国製アプリ・システムへの対応について」という二つの提言を取りまとめましたが、総裁選もあり、官邸への申し入れが延びておりました。 今般、菅総理のお時間をいただき、正式に申し入れを行いました。
2020.10.26
第二百三回国会開会。
今国会から、国会対策委員会(国対)のオブザーバーになりました。 一般にはあまり知られていない裏方の仕事になりますが、予算や法律を成立させるにあたって国対は大変重要な役割を担っています。 これまではどちらかというと、政策中心でしたが、国の最高意思決定機関である国会の取り回しに務めたいと思います。 委員会は、法務委員会(理事)、財務金融委員会、拉致問題特別委員会、地方創生特別委員会(その後、憲法審査会に変更となりました)に所属します。
2020.10.22
生体認証技術について視察
先日立ち上げたデジタルエコノミーWGのテーマの一つが国民のデジタル活用の推進にあたっての課題ですが、私は、デジタル利用のネックの一つに、手続きの「難しさ」や「煩わしさ」があると考えています。 ITに慣れた人にとっては、ごく簡単なことかもしれませんが、普段から馴染みのない人にとっては、IDを作成して、パスワードを設定するという入り口の時点で、既に壁にぶつかります。 例えば、最初にアカウントを作ろうとして自分の名前や簡単な単語にすると「そのIDは使われております」と何回か試行錯誤が必要になります。私などは、この段階で既に面倒臭くなります(笑)。 さらに、パスワードを設定する際には、短い単純な組み合わせはダメで、長い複雑な組み合わせになると覚えられず、実際に使おうとすると「パスワードが違います」となったり、下手をするとロックして再設定が必要になるなど、煩わしくて断念する方もいらっしゃるのではないでしょうか。 かつて、パソコンを使うのにキーボードでコードを打ち込む必要があったものが、アイコンをクリックしたりドラッグするだけで使えるようになったことで一気に普及した例があるように、デジタルサービスの利活用においても、簡単な操作が不可欠だと思います。 それと同様に、本人認証においても、複雑なパスワードを覚えて入力する代わりに、顔を見せるだけで個人を識別してくれる生体認証は、一つの打開策となり得るのではないかと考え、生体認証技術の現状を知るため、WGのメンバーでNECさんのフューチャー・クリエーション・ハブを視察させていただきました。 生体認証を活用したサービスについて体験した後、気になった点などについて意見交換させていただきました。 利用者にとって簡便である一方、究極の個人情報の塊であり、その管理等をはじめ、課題はあると思いますが、技術の現状を踏まえた上で更に議論を深めていこうと思います。
2020.10.17
視覚障害者の就労支援について
私の銀行の一年先輩の岡田さんは、事故で視力を失われたのですが、ご努力をされパソコンを使って銀行で情報サービスの発信をするお仕事を続けられています。 先日、某所で駅立ちをしていたところ、偶然にお会いし、是非お話をということで、お越しくださいました。 障害者の社会参画、就労支援は大変重要ですが、企業の採用等の関心は肢体障害が中心で、視覚障害者については、鍼灸あんまのイメージが強く、一般企業での就労について、まだまだ世の中に認識されていません。 視覚障害者も、積極的に就労して納税者になりたいという気持ちをもっていて、その為の後押しをしてほしいとのご要望を承りました。 加えて、就労には関心が集まるけれども、大事なのは就労した後、継続していくことであり、スキルアップをしていくことが必要と教えて頂きました。 是非、こうしたことを世の中の多くの人に知ってもらいたいとのご要望を受け、就労人材バンクのハガキを置かせていただくことにしました。 地元で時間を調整して、音声パソコンの実物も見学させていただく予定です。
2020.10.11
本日は朝、芦屋神社でだんじりの鳴物奉納が行われ、参加させていただきました。
例年なら、秋祭りのだんじり巡行が行われるところ、今年はコロナの影響で市内の巡行は中止となりました。代わりに、市内各地域で午前11時に一斉に太鼓、鐘のだんじり囃子が行われました。
2020.10.6
自民党金融調査会にて、東京証券取引所におけるシステム障害について、東京証券取引所及び金融庁より説明を受けました。
事態の概要は、 10月1日早朝、共有ディスク装置(1号機)にメモリー故障が発生。 →バックアップの2号機に切り替わらず、相場情報配信や売買監視業務に異常が発生。 →市場が開く前に売買を停止。 →当日中の再開が困難なため終日売買停止となったもの。 ポイントとして、 1.メモリ故障の原因が判明せず。 ⇒「再発防止」といっているが、原因不明なら、近日中にまた起こる可能性があるのでは? 2.2号機への切替えが機能せず。 ⇒その為のバックアップでは?1号機が故障した時に切り替わらないなら意味がないのでは? 3.障害が発生した時の注文取消ルールが定まっていなかった。 ⇒こちらは論外。どこまで精緻なシステムを構築しても障害は起こり得ます。 その際の取消ルールなどは約款で事前に定めているはずで、むしろこれが統一されていなかったことが驚きです。 1、2は技術的検証が必要ですが、3については速やかに取決めておくよう要請しました。
2020.10.6
デジタルエコノミー・ワーキンググループ(WG)
自民党の情報通信戦略調査会の下に情報通信イノベーションチームが設けられ、情報通信政策をめぐる様々な課題について小人数で集中して議論をすることになり、私はその一つとして、デジタルエコノミーWGの主査をすることになりました。 デジタルエコノミーという言葉自体、広範で、技術革新や通信産業振興の話から商取引、消費者保護まで様々なテーマがありますし、5G、ポスト5Gなど技術の前提によっても議論が異なります。 そこで、ポスト5Gなどの技術革新や国際競争力などの話は他に譲り、当WGでは、主にデジタル化の進展に伴う当面の国民生活の諸問題について対応を検討することとし、主に 1.国民のデジタル活用推進 2.テレワークの推進 3.オンラインサービスの安全・信頼の確保 という視点を中心に、各メンバーからの意見を踏まえつつ、柔軟に議論を深めていくこととしました。 10月6日に第一回を開催し、国民のデジタル活用推進というタイトルで役所の説明を聞いた後、意見交換をしました。 私は、行政がいくらデジタル化の旗を振っても、利用する側が利用したいと思わない限りは普及しないという認識を持っており、その要因を分析して対応することが不可欠だと考えています。 また、社会がデジタル化に進んでも、ついていけない人、利用したくない人もいるということを踏まえ、そういう方が取り残されないよう対策を講じる必要があると考えています。 早速、参加者から様々な有意義な提案もあり、今後、視察や関係者からのヒアリングなども行いつつ、提言をまとめていく方針です。
2020.10.6
クウェート国のサバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ首長殿下のご薨去の報に接し、在日クウェート大使館に弔問に伺いました。
殿下は、中東のみならず国際社会の平和と安定に大きな役割を果たされ、また、東日本大震災の際の支援を始め、日本とクウェートの友好関係の深化にご尽力して下さいました。 生前のご功績とご尽力に感謝申し上げ、謹んで哀悼の誠を捧げました。 (私は普段、弔問の際は写真を撮らないのですが、この日は先方テレビカメラが入り冒頭からザマーン大使閣下との会談の様子まで撮影されていたので、画像を頂戴し、公開しました。)
2020.10.4
国際裁判機関等へのインターンシップ
国際法や国際紛争処理に関する仕事、国際機関での仕事に関心ある方々向けに、国際司法裁判所(ICJ)、国際海洋法裁判所(ITLOS)、国際刑事裁判所(ICC)等の国際裁判機関でインターンシップを行う場合の支援事業が始められました。 わが国は軍事力による紛争解決ではなく、法の支配を世界に呼び掛けている一方で、国際法に対する関心が低く、国際法の担い手不足を痛感し、外務大臣政務官在任当時、諸外国も行っている国際裁判機関でのインターンシップに対する支援を検討するようお願いをしてきました。 ご関心がある方は、是非、こうした制度を活用して、経験を積んでいただき人脈を広げる機会にできるよう、挑戦してみてください。 外務省|第一回 国際裁判機関等インターンシップ支援事業 |