2023.6.30
6月30日、東京で朝のWeb会議を終えて地元に戻りました。
西宮神社にて夏越の大祓祭、茅の輪神事に参列。天気予報では大雨の予想でしたが、不思議と神事の際には雨が止みました。自然を超えた神秘的なものを感じました。 今年も早いもので、上半期も終わり一年の折り返し。半年間知らず知らずの内に積もった罪穢れを祓い、下半期も心機一転、新たな気持ちで前向きに頑張って参ります。
2023.6.30
インド太平洋経済枠組み(IPEF)オンライン閣僚会合を開催。
5月末のデトロイトで合意に至った柱2のサプライチェーン協定の手続きを速やかに進めるとともに、残された柱3(クリーン経済)、柱4(公正な経済)について意見交換を行いました。 それぞれの国にいながら移動することなく国際会議が開催できる便利な時代になりました。
2023.6.29
国連シニア・ミッション・リーダーズ・コース懇親夕食会に出席。
国連平和活動ミッション(PKO、SPM)の将来の幹部候補を対象にミッションの運用、指揮等に関わる研修を行うもので、各国から文民、軍、警察関係者が派遣されています。 お隣は明石康先生でしたが、かつて国連事務総長特別代表としてカンボジアやユーゴスラビアをご担当され、この世界の「レジェンド」として多くの関係者が挨拶に来られていました。 海外の人は、着席の食事ではあまり席を立ってテーブルを移動することはないというイメージでしたが、この日は、コロナ前の日本の宴会スタイルのように各自移動して交流を深められていて、むしろどこか懐かしい感じがしました。
2023.6.29
ベナン共和国から来日されたワダニ経済・財務大臣と会談しました。
両国の協力関係の一層の深化、サヘル地域及びギニア湾沿岸諸国の平和と安定に向けて取り組んでいくことで一致しました。 また、北朝鮮などの地域情勢、安保理改革を含む国際社会の諸課題についても意見交換を行い、連携を確認しました。
2023.6.26
イタリア海軍の最新型フリゲート艦「フランチェスコ・モロジーニ」が横須賀に寄港。
6月26日歓迎レセプションに出席し日本政府を代表し歓迎の辞を述べました。 このところ、英国、フランス、ドイツなどNATO加盟各国が相次いで艦船を日本に派遣し、インド太平洋地域に対する関与を目に見える形で示してくれています。 世界のどこであれ力による一方的な現状変更の試みを許してはならないという一致した姿勢を示すことが重要です。 ウクライナに対するロシアの武力侵略を許さないという点について我が国は各国と一致した姿勢を示しています。同様にNATO諸国もインド太平洋地域に対する関与を強めてきています。イタリアは、インド太平洋地域に海外領土を有していませんが今般、艦船を派遣し当該地域への関与を示しました。 強固な日米同盟を基軸としつつ、日米豪印、NATO諸国といった多くの国々との連携を深める取り組みが我が国の抑止力を高めていくことにつながります。 よく「武力ではなく外交で」と言われます。お気づきになられた方もいらしゃるかと思いますが、これも外交です。 多くの国々と友好協力関係を構築し「力による一方的な現状変更を許さない」という意思を連携して目に見える形で示すことが、武力行使を起こさせない、即ち、平和の維持・実現につながります。外交と防衛は車の両輪と言われる所以です。
2023.6.26
6月26日、簗(やな)文部科学副大臣がお越しになり、文科省内でタスクフォースを設けて日本の文化発信について議論した結果をご報告いただきました。
政治・経済のみならず、文化芸術を通じて日本に親しみを持ってもらうことは重要であり、日本の魅力発信や日本語学習支援に向けて文部科学省と外務省と緊密に連携していくことをあらためて確認しました。
2023.6.23
6月23日沖縄「慰霊の日」に際し、沖縄全戦没者追悼式に参列しました。
追悼式に先立ち、平和記念公園内の国立沖縄戦没者墓苑に参拝、献花し、続いて兵庫県出身の戦没者慰霊塔である「のじぎくの塔」、兵庫県出身の島田叡沖縄県知事(当時)と沖縄県戦没職員の慰霊塔「島守の塔」に献花しました。 戦没者追悼式の後、沖縄県立第二高等女学校の生徒からなる学徒隊の慰霊塔「白梅の塔」を訪れ献花しました。女学生による犠牲者の慰霊塔としては「ひめゆりの塔」が全国区で知られていますが、こちらはメディアに採り挙げられることなく、静かに追悼が行われていました。 続いて、学童疎開船・対馬丸の犠牲者の慰霊塔「小桜の塔」を訪れ献花し、対馬丸記念館にてお話を伺いました。犠牲となった10代前半、中には6歳、7歳の幼い子供達の写真が掲載されていてとても辛く思いました。 記念館の入り口に掲げられたメッセージに『戦争を語るとき、悲しみと憎しみが生まれます。悲しみの大きさを「希望」にかえる努力をしないと憎しみが報復の連鎖をよびます。(中略)この報復の連鎖を断ち切る努力を一人一人がすること。これこそが対馬丸の子どもたちから指し示された私たちへの「課題」ではないでしょうか』と問いかけが記されていたことが印象的でした。
2023.6.20
久しぶりの地元の話題です。
鳴尾地域において「開かずの踏切」の解消が永年の悲願でしたが、平成29(2017)年に阪神電鉄の連続立体交差が実現しました。 駅の壁は武庫川女子大学の大学院生によるデザインが採り入れられ、新駅「鳴尾・武庫川女子大学前駅」として生まれ変わり、高架下の空間には同大学の施設が入るなど、地元住民、地域社会との連携・共生が図られています。 今般、第35回全国街路事業コンクールでグランプリ、国土交通大臣賞に選ばれました。 私自身も議員当選以来、地域住民、西宮市・兵庫県よりいただいたご要望を国に届け、予算獲得に取り組み、完成時は皆様と大変喜んだのを覚えておりますが、その事業が今般、こうした形でグランプリを受賞できたことを大変嬉しく思います。 住民に親しまれる駅を中心に地域が益々発展していくことを願います。
2023.6.16
チュニジア政府関係者との会談の後、チュニジア日本商工会議所を訪問しビジネス投資状況について説明いただきました。
夜はチュニジアで実際にビジネスを展開されている日本企業関係者と意見交換。政府間の意見交換とはまた異なる視点で現地情勢を多層的に見ることができるので、可能な限りこうした機会を設けていただくようお願いしています。 会談の合間を縫って、在チュジニア日本国大使館員、そしてリビアから退避中の在リビア日本国大使館員を激励しました。
2023.6.16
ベン・レジバ国務長官をはじめ複数の省庁関係者出席の下、日・チュニジア合同委員会を開催。
二部に分けて、前半は二国間関係、後半は地域情勢及び国際場裡における課題について、それぞれ2時間、計4時間と長時間にわたり、幅広いテーマについて意見交換しました。 また、これに先立ち、アンマール外務大臣とも会談し、両国の連携強化を確認しました。
2023.6.16
昨年8月に開催されたTICAD8(第8回アフリカ開発会議)のフォローアップの意味も含めて、チュニジアに来ました。
合同委員会への出席、ブデン首相はじめ政府、両国企業関係者と意見交換を行いました。
2023.6.15
ヨルダンのサファディ副首相兼外務・移民大臣と会談。
ヨルダンは、シリアの隣国として多数の難民を受け入れており、シリア危機の解決に向けて貢献されています。シリア情勢について意見交換するとともに二国間の協力関係を確認しました。
2023.6.15
「シリアと地域の将来のための第7回ブリュッセル会合」に出席のためベルギーに来ました。
シリアに対する人道支援とシリア難民を大量に受け入れている周辺国に対する日本の支援について説明するとともに、シリア政府に対して諸課題の解決に取り組むよう求め、ドナー国、アラブ諸国と連携していく旨、発言しました。 今回も朝到着して会議に出席し、夕方の便で次はチュニジアに向かいます。
2023.6.8
OECD閣僚理事会閉会後、日本、英国、米国、豪州、カナダ、ニュージーランドの閣僚級会合を開催し、貿易関連の経済的威圧と非市場的政策・慣行について意見交換し、共同宣言を発出しました。
外務省:貿易関連の経済的威圧及び非市場的政策・慣行に対する共同宣言 経済的依存関係を武器化して外交上の要求に従わせる行為や不透明で有害な産業補助金、国有企業による市場歪曲的慣行、強制技術移転などに対し懸念を表明し、連携して対処していくことを確認しました。 なお、先般のG7広島サミットにおいても「経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳宣言」を発出し、強靭なサプライチェーン、基幹インフラの構築とともに経済的威圧や非市場的政策・慣行に対応すべく「経済的威圧に対する調整プラットフォーム」を立ち上げ、連携強化していくことを打ち出しました。 外務省:経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳声明
2023.6.8
OECD閣僚理事会の機会を使って、世界貿易機関(WTO)について豪州主催の非公式閣僚級会合、カナダ主催のオタワグループと呼ばれる有志国会合に出席し、WTO改革について意見交換しました。
外務省:山田外務副大臣の豪州主催WTO非公式閣僚会合への出席について 外務省:山田外務副大臣のカナダ主催少数国グループ(オタワ・グループ)閣僚会合出席について
2023.6.8
OECD閣僚理事会が閣僚声明を採択して閉会。
閉会セッションにおいて、来年、日本はOECD加盟60周年を迎えること、そしてこの節目の年にOECD閣僚理事会の議長国に日本が立候補することを表明しました。 正式には今後の理事会の賛同を待つことになりますが、本年の閣僚理事会の議論やG7広島サミットの成果を念頭に、有意義なものとなるよう尽力していく旨述べ、加盟各国の協力を呼びかけました。会場から激励の声をいただきました。
2023.6.7
OECD閣僚理事会。「強靭な未来の確保:共通の価値とグローバルパートナーシップ」を全体のテーマとして幾つかの議題を設定。
議題2は「ウクライナ」を扱い、同国のシュミハル首相もリモートで出席され、ロシアによるウクライナ侵略を非難するとともに復興支援の継続を確しました。 議題3は「経済の強靭性:より強力で包摂的な成長のための政策」として3つの分科会に分かれ、サプライチェーンの強靭化などについて意見交換しました。
2023.6.7
英国トレビリアン外務・英連邦開発省閣外大臣と会談。
3月の日英円滑化協定署名をはじめ英国のCPTPP加入交渉妥結等、日英関係の進展を歓迎するとともに、G7広島サミットの際の首脳会談で発出された「日英広島アコード」に基づき、安全保障、経済、グローバル課題を含む幅広い分野で協力を進めていくことを確認しました。
2023.6.7
日曜日の深夜にトルコから帰国しましたが、火曜日の夜にはまた羽田を発ち、今度は経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会に出席のためパリに来ました。
早朝7時過ぎにパリに到着、朝からフルに仕事してます(笑)
2023.6.5
トルコ・日本友好議員連盟のトゥンチ前会長と在アンカラ日本大使公邸にて会談しました。
政府間の交流は勿論、議員間の交流も重要ですねという話をした直後に、この日の組閣で新政権の法務大臣にご就任されました。
2023.6.3
トルコ共和国エルドアン大統領就任式(番外編)
インドでG20外相会合の際に会いし、3月の被災地訪問の際もウェブ会談したチャヴシュオール外務大臣にお出迎えいただきました。 また、9月にイスタンブールにてエルトゥールル号追悼式典でご対応いただいたトルコ海軍北方海域司令官のコチェル少将とも再会できました。 |