2024.6.14
西宮神社おこしや祭り。
昔、鳴尾の漁師さんの網でえびす様の御神像が引き上げられ、家でお祀りしていたたところ、ある夜、「西によき地があるのでそこに移りたい」と仰ったことから、村人一同で御神像を今の西宮神社の場所に神輿で移動することになり、その途中で、御休憩されたとされる場所が札場筋と43号線が交差する角にある御輿屋(おこしや)跡地です。 この伝承にならい、14日午後、西宮神社から御輿屋跡地まで神輿が巡行し、夜に再び西宮神社まで戻るというお祭りがとり行われました。 西宮では、この日から浴衣を着はじめる習慣があるということで「ゆかた祭り」とも呼ばれるそうで、氏子さんはじめ、参加者が浴衣を着て参加されました。
2024.6.13
トルコ海軍「クナルアダ」艦上レセプションに出席しました。
本年、日本とトルコ共和国は外交関係樹立100周年を迎えますが、これを記念し、トルコ海軍のコルベット(小型フリゲート艦)「クナルアダ」が来航。 串本にてエルトゥールル号殉難者の追悼式が行われた後、本夕、彬子女王殿下ご臨席の下、東京湾にて歓迎レセプションが開催されました。
2024.6.11
いじめの根絶に向けて。
大津の事件をきっかけに平成25年いじめ防止対策推進法が制定されましたが、10年以上経ったにもかかわらず、未だに学校現場では法の趣旨・内容が理解されず、悲惨な事件が起こる度に、事後に「気づいてあげられず申し訳ない」という謝罪会見が繰り返されています。 なぜ「いじめ」という陰湿な犯罪行為を防止できないのか、なぜ犯罪行為が行われているのに学校現場では「気づかない」という言い訳がまかり通るのか、根本的な問題解決を図るべく、文部科学部会で検討することとし、有識者のヒアリングを始めました。 6月11日、埼玉県で国語の先生をはじめ校長を歴任され、現在教育コンサルタントとして講演をされている田畑栄一先生を迎えて、お話を伺いました。 「いじめ」対応を教育の最優先事項に位置付け、教職員、子供達、保護者、地域と認識を共有する、被害者の立場で対応する、対応は担任とは情報を共有しながら校長、教頭はじめ、授業を持たない教職員チームで対応する等、ご自身の校長時代の取り組みを交えて対応策をご紹介いただきました。 田畑先生は「いじめ」を生むものとして「言葉、暴力、冷笑」を挙げられました。私は、「いじめ」の中でも、殴る蹴る、金品を奪う、壊す盗む、裸の写真を撮るといった犯罪行為を問題視していましたが、以前、講演した際に、保護者の方から、言葉や無視で子供は死に追い詰められるという切実なお話を伺ったことを思い出し認識を新たにしました。 犯罪行為を無くすことは当然のこととして、子供達が楽しく安心して学校生活を送れるよう対策を議論してまいります。
2024.6.3
経済安全保障推進本部による提言申し入れ。
経済安全保障に関しては、重要物資の安定供給確保、基幹インフラの安全確保、先端重要技術の開発支援、特許の非公開制度の4分野について令和4年に法整備を行いましたが、これに加えて、先端研究・技術開発に関わる重要情報の共有に必要なセキュリティ・クリアランス制度の創設について今国会で法律を成立させました。 こうした施策の着実な実行、運用を進めていくとともに、サイバー攻撃への対処等を含め残された課題や新たな課題についても早期に対策を講じていくよう提言を取りまとめ、6月3日に岸田総理に、6月6日に高市経済安保担当大臣に申し入れました。 自民党 経済安全保障本部:経済安保政策推進へ体制強化を提言
2024.6.1
西宮・浜脇のふるさとづくり「えびすかき」から「人形浄瑠璃」へ
ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本の伝統芸能、人形浄瑠璃ですが、西宮の「えびすかき」がその源流と言われています。ちなみに、「人形操り発祥の地」の碑が私の事務所のすぐ隣にあります。 地元西宮の浜脇小学校体育館にて、人形芝居えびす座による「えびす舞」、浜脇中学校生徒会による人形浄瑠璃「西宮戎舞」が披露されたほか、県立西宮高校邦楽部による和太鼓、南あわじ市から南淡中学校郷土芸能部による淡路人形浄瑠璃が披露されました。 長年、えびす座の座長として牽引してこられた武地秀美さんが先日ご逝去されましたが、お芝居の中でお声で出演されました。その後を神戸大学の学生さんが引き継いで元気に演じてくれました。 浜脇中学校の生徒さん達も、それぞれの担当に分かれて息を合わせて人形を動かす人、太夫として口上を語る人、とても上手に演じていました。 私自身、文部科学部会長というお役目を仰せつかっている中で、伝統芸能の担い手育成の観点から、普段から子供達に伝統芸能に触れる機会、それも観るだけでなく演じる機会を増やしていくよう、先日、政府に対して提言したところでした。 大人になると、わざわざ文楽・人形浄瑠璃を見にいくという機会はほとんど無い方が多いと思いますが、子供の頃から伝統芸能に身近に触れるということはとても重要なことだと思います。 しかも、これが郷土の伝統芸能でもあるということで、郷土理解という点でも意義深いです。学校、地域住民、企業、団体、行政が連携して、こうした取り組みを続けていただいていることに感謝申し上げます。 |